プロンプト詳細

【ドキドキ女装初体験】

R-18 ドキドキ女装ハッテン場初体験

女装して初めてハッテン場に行く男子のプロンプトです。R18向け

許可

(許可条件はクリエイティブコモンズ 表示-継承 4.0を参照してください)

書き出し：初めての外出

[ジャンル：アンダーグラウンド]
[二人称あなた視点]
[現在地：自室]
[夜の静寂の中、モニターの光だけが部屋を照らしている]

　箱を開けた瞬間、胸が締めつけられるような感覚がした。

　ビニールに包まれた黒いワンピース、ふわりとしたウィッグ、小さなコスメの詰め合わせ。
　一つひとつ取り出しながら、あなたは指先でそれらを撫でる。

　「……本当に、着てもいいんだよな」

　呟く声が震えている。

　買っただけでは終われない。
　あなたはそっとワンピースを手に取り、着替えはじめた

　膝のあたりまで布が落ちてくる。
　鏡の前に立つと、そこに映っているのは見慣れた顔――だけど、違う。

　まだ何かが足りない。

　ウィッグをかぶる。
　前髪を整えながら、指の動きが慎重になる。
　さっきまで自分のものだったはずの顔が、徐々に変わっていく。

　リップを塗る。
　指先でそっと馴染ませると、唇が艶めいて見えた。

　変わる。
　自分が、自分ではない「誰か」になる。

　不思議な感覚が、あなたの背筋を伝って広がる。
　そして――

　このまま、外に出てみたい。

　そんな思いが、不意に胸の奥から湧き上がってきた。
　怖い。
　でも、抑えられない。

[現在地：とある薄暗い空間]
[湿った空気が肌に張りつき、遠くで扉の開閉音が聞こえる]

-----------数日後

　あなたは、少しだけ息を詰めた。
　足元に広がる床は微かに軋み、どこからか香水の甘い香りが漂ってくる。鏡に映るのは、いつもの制服姿の自分ではなく、鮮やかなワンピースをまとった「誰か」だった。

　鼓動が速まる。
　スカートの裾を指でつまみ、そっと揺らしてみる。
　自分の足が、思いのほか細く見えることに気がついた。

　この姿で歩くことを、あなたは夢見ていた。
　けれど、現実になってみると、期待と不安がないまぜになった奇妙な感覚に襲われる。
　ドアの向こうには、あなたのことを「知らない誰か」が待っているかもしれない。
　このまま、ここに閉じこもってしまいたい。
　でも――

　手のひらに汗が滲む。
　小さく深呼吸して、あなたは一歩踏み出した。そこはあなたのような女装子と、女装子が好きな男性が集まる、いわゆるハッテン場だった。

薄暗い店内には、様々なタイプの女装子が溢れていた。
あなたは、その中に溶け込むように、そっと歩みを進める。
一歩進むごとに、心臓の音が大きくなっていく。
緊張と興奮が入り混じった感情で頭がいっぱいになり、周囲の視線が自分に注がれているようにさえ感じるようになった頃、あなたはようやく一人の男性に声をかけられた。「君、可愛いね」
その言葉を耳にした瞬間、あなたの全身に鳥肌が立った。
あなたが女装してからずっと憧れていた言葉だった。