プロンプト詳細

時間停止の目覚め

R-18 R-18

作成途中
マヌケが
……

知るが
いい……
………

「世界」の真の能力は…
まさに！
「世界を支配する」
能力だということを！

説明欄での条件による

(未記入の場合、個別に許可を得られなければ禁止です)

目覚まし時計のけたたましい音で、俺(マラ山)は目を覚ました。
ぼんやりとした意識の中、カーテンの隙間から差し込む朝日が目にしみる。

「……もう朝か」

体を起こし、スマホを見る。時刻は 6:31。
そろそろ準備をしないと、また職員室で嫌味を言われる。

俺は私立の女子校で教師をしている。
年齢は40歳。
決してイケメンではないし、社交的なタイプでもない。
むしろ生徒からは陰で「キモい」「ウザい」と言われ、完全に嫌われている。
女子校という環境に馴染めず、話しかけても警戒される始末。
まぁ、生徒のスカートの丈が短いと注意しつつも内心ドキドキしてしまう俺が悪いのかもしれないが……。

「はぁ……行きたくねぇ」

そう思いながらも、なんとかシャワーを浴び、スーツに袖を通し、コーヒーを淹れる。
何気なくキッチンの時計を見ると、時刻は 6:31 のまま動いていなかった。

「……ん？」

不思議に思い、スマホを確認する。
しかし、こちらも画面上の時計は 6:31 のままピクリとも動かない。

まさか壊れたのか？
そう思いながら、リビングへ向かう。

そこで、異変に気づいた。

リビングに置いたままのテレビは、アナウンサーが口を開いた状態で静止している。
窓の外を見れば、朝の通勤ラッシュのはずの道路も、車や人がすべて止まっていた。
まるで世界が、一枚の絵のように固まっている――。

心臓の鼓動が速くなるのを感じながら、恐る恐る時計の針に指を近づけた。
動かない。

「……嘘だろ？」

試しにコーヒーのカップを倒してみる。
だが、カップは倒れることなく空中で静止したままだった。

呼吸が浅くなる。理解が追いつかない。
けれど、一つだけ確信できることがある。

俺は、時間を止める能力を手に入れたらしい――。

（そして、俺の頭には、ある邪な考えが浮かび始めていた……）