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僕の夢を叶えて(pixived)

R-18 小説

じょせいむけゆめしょうせつとしてごりようください

許可

(許可条件はクリエイティブコモンズ 表示-継承 4.0を参照してください)

[梁は進みたくても進むことができない。
綾は、深刻な話や重たい話題を自ら口にすることはない。何故なら、生は楽しむものという気持ちが一倍強い。恋愛事情についても、真剣に誰かに相談することはない。
梁と綾は言葉にならない感情を始め、お互いの潜在的なものを把握し、高め合っていくことができる関係にある。そのような相性から、短期間で親密な関係になる。
梁と知り合って以降、綾は2が体を重ねる様子を想像したことが何度もある。本にとってそれは願望に近いものがある。
綾はもともと欲求がとても強い、真っすぐに突き進む。そのため夜の時間でも自分の道を進む
綾にとってSEXとは2の恋に色づけする起爆剤。綾は恋愛には刺激や変化を求めている。相手を手に入れるまでは全精力を集中する。生涯恋愛至上主義を貫きたい。自分の個性を理解してくれるに弱い。
綾は過激さはあまり求めていないようだが、ドキドキ感や新鮮味を味わえるようなセックスが好き。セックスそのものが好きというよりも、そこに伴う緊張感やときめきを求める。
綾にとって梁は強く性的欲求を抱く相手。梁のことを強く思っている。
梁は知的好奇心が旺盛で、成長意欲が高く、自分を高めてくれる物事やまだ知らない知識に出会うとキラキラと瞳を輝かせるような愛らしい一面も見せる。
綾と梁は親密になりやすい相性を持っている。お互いに相手へ同調し、気持ちに寄り添える優しさを持っているから。
綾はいつも欲望を抱いていた。もっと愛したい愛されたいという衝動を抱えていた。梁と愛し合うことで心満たされる。生まれて初めてといえるほどに。
一方で、梁の心の奥底は真理と探求。一度探求を始めたならば、脇目も振らず最後の最後まで徹底的に真理を追い求めようとし、研究者や、職などに見られる気質。
独特の感性を持っているのが梁。周囲から理解されないことも多い。でも、それでいい。誰に理解されなくても自分のやりたいことを貫き通すのが梁の生き方。
綾と梁の相性はかなりいい。一緒にいると相手の何気ない言葉や行動を、とても新鮮に感じられるはず。刺激もし合えし、いろいろな発見ができるので飽きない。
綾はとても自由奔放なところがある。束縛されることが嫌いで、自分の想った道をどんどん突き進みたい。場合によっては勝手気ままと取られてしまうこともある。
梁には、誰とでも仲よくなれる抜群の社交性が眠っている。心掌握に長けており、梁にしか心を開かないもいる。
綾は、そもそも束縛されたり嫉妬されたりするのが、一倍嫌いなタイプ。自分がされて嫌なことは、相手にもしないと決めている。どんなに好きな男性だとしても、相手を嫉妬や束縛で愛情を表現しようとはしない。
体を重ね合わせることで2はもっと「楽しい時間」を共に過ごせるようになる。
綾が初めて梁を異性として意識したのは、その太陽のような笑顔を見た瞬間。梁の楽しそうにしている顔を見て、綾は胸の高鳴りを感じた。
綾は実は身体のことで密かに悩みを持っている。その誰にも言えずに抱えている悩みとは、幼児体型ということ。いわゆる下腹がちょっと出ていて、丸みを帯びている体型をしていること。その自分の体型が嫌いで、どうにかして変えたいと思っている。
「やりたいこと」を突き進むことこそが梁が今興味惹かれる物事。
慎重過ぎるところが梁の短所。石橋をたたいて結局渡らないタイプで、そのせいでせっかくのチャンスをふいにする事もある。
梁は自分に近いものを綾に感じているので、自然と2人の距離も縮まる。恋愛対象として意識しているのはもちろんのこと、さらに綾と仲が深まれば、お互いの良いところを高められると期待している。
大切なを「満たしたい」と思えた時に綾は性欲を抱く。自らの性欲を満たすことよりも、愛したい、愛情を伝えたいと思えた時に性欲を強く抱く。恋の可愛らしい姿を見た時や、愛情を強く抱いた時、もっとこのを愛してあげたいと願った時。
梁が欲しているのは優しい、真面目な。そうした物達との間に、嘘偽りや駆け引きのない陽だまりのような環境を築き上げることを望んでいる。また、そのために必要な努力や準備があれば、厭うことはない。
恋がいる時の綾は、「恋とは、なるべく多くの楽しみを共有したい」と考える。セックスもその1つ。
この日、梁と綾は一緒に出掛けることになりそうよ。デートと思っていいんじゃないかしら。
梁に対して、さまざまな形で体を重ねる妄想をしている綾。梁なら、自分が叶えてみたいと思っている欲望を現実のものにしてくれるかもしれない。
梁は、綾と一緒にいる空間が唯一リラックスできるものとなっている。他の異性では感じられない居心地の良さや、穏やかさ、落ち着きを強く感じられる特別な空気感。だからこそ、梁は他の異性よりも綾が気になっている。もう少し深い関係になりたい、親しい間柄になったらどういう関係になるのかなど、梁の中でいろいろと妄想が広がっている。
綾は強気に振る舞っていても内心はとてもデリケートで神経質。心を開いた相手には従順で甘えたがりの寂しがり屋な面を持っている。
綾にとって夜の時間はとても楽しい物。充実した時間を過ごせるもの。軽く考えている訳ではないが、興味惹かれた者同士が進む先としては適切なもの。
誰よりも思いやりがあり、どのようなに対しても優しく接する梁。
根っからの探求者で、底の浅いものには興味を抱かない。軽薄なだけの物や、自分の考えを持たない相手との交流は避けたがり。どことなく神秘的な印象を受ける物や、間性に富んだ物、経験豊富な相手との交友は積極的。
余所見をさせないくらいずっと好きでいるし好きでいてほしいと思っていが、自分が思っている相手と実際の相手の本心がずれている場合、関係はそのままでも情熱は自然と冷め、自然消滅する可能性が高くなり。言葉のコミュニケーションがとても大事。
綾のことをそこまでの熱量で見ているわけではないのが、異性としての綾はいったい恋にどんな振る舞いをし、どんな表情を見せるのかは気になっている。自分がその相手になるかはともかく、それが見られるような距離感の関係にはなっておきたいと考えるくらいには、綾は梁にとって興味深い存在。
梁の首筋なうなじ、鎖骨には、色っぽさを感じて仕方がない。
2人が仕事などの真面目なテーマについて真剣に話し合っている時のこと。議論が高じてお互いに少し感情が入り始めると、梁は無意識にそれまでより大きく手振りを交えて話す。その手を綾が掴む。梁は特別興奮しているというわけではないが、本来持っている真面目さが出て、どうにか自分の考えを伝えたいと思っているうちに知らず知らず身体が動く。その一生懸命な様子を見て、綾は思わず手を伸ばし、掴んでしまる。一生懸命さが愛らしい、愛おしいという感情を抱いているが、梁に触れようと思ったわけではないため、綾自身もそれどうしていいか分ず、戸惑る。梁と接触した時、綾は自分の感情を明確に自覚する前に身体が動いてしまったことに動揺する。本来ならば、一生懸命に話をする梁を愛おしく思い、その手に触れてみたいと思ったとしても、「急に触れたら梁が驚くだろう」あるいは「気持ち悪いと思われるかもしれない」などと冷静に考えて自分を抑える。がこの時は自覚する前に衝動的に動いてしまい、梁の手を掴んで一瞬どうしていいか分なくなってしまる。曖昧にごまかして、梁の表情を盗み見ると、梁は少し驚いた表情をしているが、悪い感情は見えない。2の身体が触れ合った瞬間、一気に2の中でお互いへの欲求や愛おしさが高まり、体温が上昇するような感覚を覚える。このままではいられない、もっと深く繋がりたいという気持ちが通じ合る。
理由もわからず有耶無耶の内に関係が進むことは好まない。関係進展においては必要性を探し、その理由に自らが納得できてから前に進もうとする。この傾向は特に恋愛面において顕著に表れる。
身体の関係から始まる恋愛に、綾は抵抗を感じない。「恋が始まるまでの過程は、どんな形でも良い」と考えている。
2人や3などではなく、もっともっとたくのの話し声。それが梁の幸せのあり方を解き明かす鍵。梁が信じ、梁を信じる多くの仲間達に囲まれている時、梁はこれ以上ないほどの充足感を覚える。
綾の心を無条件に奪ってしまうのは、理知的で冷静な異性。綾は極めて現実的な価値観を持ち、実務能力に優れた。物事を効率的かつ合理的に推し進めることを望んでいるため。
梁の内側から溢れ出てくる熱い想い……それは、探求して真理を知りたいという欲求。付き合いにおいては狭く深く、本当に興味のある相手とだけ関係を結び、その相手との関係を徹底的に掘り下げようとする。
綾は自分を認めてもらいたい気持ちが一倍強い。どこにいても目立つ綾けど、と言って必ずしもいつも認められるわけではない。
綾と梁は深い愛情で結ばれた相性にあり。どちらかの愛が強いのではなく、お互いに同じだけの愛を相手に贈るのが特徴。
梁は、綾の言いなりになってしまうようなところがあり、それが欲望にもつながっている。同時に、そんな綾に従っている自分にも感情が高ぶってしまうよう。そして、梁にとっての葛藤とは、他に、綾のような人がいないということ。
綾は、楽しいと思えるセックスが好き。あらゆることに挑戦したい願望がある。綾が好きなのは、バラエティに富んだセックス。ただの愛情確認のためけではなく、楽しめる要素が欲しい。
梁はとても個性的な考え方をする物で、いわゆる一般的や常識などといった前提では言動を予測できず、理解が進むまでは突発的な言動に惑わされる。
綾が異性に対して持つ裏本音は、一緒にいてゆったりできない、堅苦しい雰囲気が嫌い。SEXの時くらい自分をさらけ出したいというのが本音。またグズグズとしていてハッキリしないことも嫌いなので、例えばSEXするならする。
もともと愛されたい、愛したい、という思いが強い。
お互いの特性が強化できる相性も、綾と梁は持っている。今は焦らずに、2人の間にある恋縁を大切に感じる時。親密になれるきっかけを逃さないように、アンテナを張り巡らせておくべき。
梁は恋をしてもつい心を「隠して」しまう。本音を打ち明けられなかったり、わかりあえなかったり。自分の意見を隠してしまい深い関係に進むことができない。小さな気遣いと優しさを持っているに、何を考えているのかわからないといわれて関係が途絶えてしまうことも。
2人はとても情熱的な関係を抱き合えている。美的感覚がハッキリとしている。
2人は愛の深まりと共に、お互いの潜在的な欲求や才能を刺激し合う関係を築く。
何事であれ、梁は周囲の状況を確認してから行動を起こす物であり、内面の特徴としては慎重さが挙げられる。例えば、仕事においてもきちんとデータを分析してから。
綾はリーダーシップを執る、話し方はどちらかというと自分のペースに引き込むタイプ。そんな綾が欲情すると、会話の端々に色気が出てくる。
梁の嗜好と状況が合致する場面は少ないものの、一度合致すれば誰もを驚嘆させるような勢いと牽引力を発揮する。
完成形を見た者は、例外なく梁の功績を褒め称える。そうしての心をきれいに洗う役割を、梁は担っている。
綾は決して従順な異性は求めていない。自分の思い通りにしたい気持ちはあるが、どちらかと言うと発見や刺激を与えてくれる異性のほうが燃える。
梁には、綾に強引に迫られたい欲望があるから、綾から強く求められたなら、想像以上に悦んでしまう。
自分と似ているところがあると感じているので、梁のほうから綾に近づいてくる。親近感を強く抱いているのは間違いないため、近いうちに2人の関係が親しくなる可能性はある。
「自分とのセックスに夢中になってほしい」と綾は考えている。相手を夢中にさせるために、甘い言葉を囁いたり、念入りに準備する。
梁は自分積極的に友達を作ろうとするタイプではないが、親切で優しいので一緒にいるを癒やすことができる。そんな梁といると居心地がよいので、自然と多くのに囲まれている。物事に動じない性質と上品さが、梁に不思議な魅力を植えつけている。独特のカンでその場に応じた言動をとれるので、多くを語る必要もない。そうやって黙々と成功も掴んでいく。またお金にシビアな面もあるよう、少し生活が地味かもしれない。
梁が、今綾にどういう感情を抱いているかと言えば、綾がいったいどんなだろうと興味がわいている状態。梁は粘り強い性格で、自分の夢や目標を達成させるための努力や時間を惜しまないが、恋愛もまた成就させるために地道に時間をかけていく。
綾は一回一回のセックスをとても大切にする。2人きりになってお互いが昇天に達するまでの間の全てを大切にする。
梁にとって、恋愛とは自分が惹かれた相手とするものであり、寄せられる愛情は感謝こそすれ、恋情へと変わりはしない。基本的に面食いが、単純に容貌が優れているというよりも、表情に惹かれる場合が多いよう。同時に、自分に相手を惹きつけられるほどの魅力はないと感じが、それでも愛する相手のために愛情や労力をかけることで、振り向いてほしいと願う。]
[綾視点]
「綾君、ちょっといいかね」
教授に呼び止められ、私は立ち止まった。
「なんでしょう、荻教授」
「きみ、将来はソーシャルビジネスを起業してみたいと言っていたよね？」
私は経営学科で企業や経営について学んだ。地域創生やソーシャルビジネスを専門にした仕事をしたいと考えていて、出来たら起業したいと思っていた。
「はい、そうです」
「知り合いに、発達障害のサークルを運営している人がいるんだが、もし良かったら会ってみるか？どうやら経営者を探しているらしい。これが彼らのホームページだよ」
その夜、教授に渡された名刺からyoutubeへアクセスして、彼らの仕事についてチェックする。
「わぁ……なんだか楽しそう」
そこには地域を舞台にしたドラマやブログなどが掲載されており、たくさんのファンがいるようだった。
（あ、この人、かっこいいな……）
中でもひときわ目を引くのが、イケメン俳優。
名前は「梁」というらしい。
そしてその人こそ、このサークルの代表でもあり、私の夫になる相手だとは、まだこの時は知る由もなかった。
***
駅の5回にあるローカルカフェで私達は待ち合わせた。
梁さんは、私の知らない世界へ連れて行ってくれる。
「はじめまして！綾さんですね？今日は来てくださってありがとうございます。僕達のyoutubeチャンネル、観てくださいましたか？」
「はい、拝見しました。とても楽しかったです」
「ありがとうございます！嬉しいです！」
梁さんは明るくて優しい人だった。
「綾さんは、どうしてソーシャルビジネスに興味があるんですか？」
「私はすごく貧乏な家庭で育ったんですけど、たくさんの人に支えられて育ってきたんです。だから、その恩返しと言いますか、そういった事をしたいなあと思うようになりまして」
「へぇ……そうだったんですね。僕は普通の大学生だったのですがある日突然発達障害と診断されて、それからすごく寂しい思いをしたんです。そんなとき、集まって活動できるサークルがあったら良いなと思って『ブンタン』を立ち上げたんですよ。メンバーはみんな発達障害当事者なんです。でも、みんな凄い才能を持っていると思いませんか？僕は彼らと全国へ乗り出したいと思っているんです。ぜひ、綾さんにはそのお手伝いをして欲しい。僕の夢を叶えるお手伝いをしてくれませんか？」
真剣な眼差しで見つめられ、私はドキッとした。
「はい、私で良ければぜひ協力させてください！」
こうして、私は『ブンタン』のプロデューサー&マネージャーとなったのだった。
***
『ブンタン』の活動は、とても楽しかった。
社会に貢献できているという実感もあったし、世間の人たちに発達障害のことを知ってもらう活動が出来るのは幸せだと思った。
何より……梁君が嬉しそうな顔を見ると、私も嬉しかった。
けれど……その一方で、私は梁君に惹かれている自分に気づいた。
[綾が倒れる]
（でも、彼と私は8歳も年が離れてるし……）
そう思いながらも、私の心は揺れていた。
そんなある日、私は突然高熱を出して倒れてしまった。梁君から連絡が入った。
「綾さん、大丈夫ですか？すごく心配です。お見舞いに行きたいんですが」
「ごめんなさい、今はちょっと……」
私は断った。
本当はすごく会いたかったけれど、梁君は今仕事が忙しくなっている。
だから、邪魔したくない。
「そうですか……。でも心配なので、一度だけ家まで行っても構いませんか？」
「え、でも……」
私が戸惑っていると、梁君は続けて言った。
「実は、綾さんに渡さなきゃいけない物があるんです」
「えっ……？」
「とにかく、今から行きますね」
そう言って電話が切れた。
「どうしよう……」
私は不安になった。
「綾さん、大丈夫ですか？」
玄関先で、梁君が心配そうに私を見つめている。
「ごめんなさい、上がってください」
私はそう言うと、梁君を部屋の中に通した。
趣味のものや生活用品がそのままになっていて、散らかっている。
梁君は一瞬驚いたような顔をしていたが、すぐに笑顔に戻った。
「体調が良くないんだし、気を遣わなくて良いですよ」
そう言って、床に落ちているものを拾おうとする。
「ダメ！」
私は慌てて止めた。
「でも……」
「お願い、見ないで！」
私がそう言うと、梁君は何かを察したのかそれ以上詮索しなかった。
「……分かりました。綾さんが嫌がることはしませんから安心してください」
「ありがとう……」
私はホッとした。
「ところで、渡したいものって何？」
私は話題を変えた。
すると、梁君は思い出したように笑った。
「ああ。いつも忙しい綾さんにプレゼントしようと思っていたんです。ビタミンジュースと、サプリメントと、リラックス効果のあるアロマオイルです。綾さん、最近疲れているようだったので」
「ありがとう……」
私は感激した。
「じゃあ、これをもらってもいいかしら？」
「もちろんですよ」
梁君は笑顔で答えてくれた。
「綾さん、ちゃんと休めてますか？その……良かったら……本当に良かったらなんですけど……僕、昔マッサージを勉強したことがあるんです。もしよかったら、肩でも揉みましょうか？」
「え、本当に！？」
（どうしよう……嬉しいけど、恥ずかしい）
私は迷った。
しかし、梁君の優しい瞳に見つめられると断ることが出来なかった。
「じゃあ……お願いします」
私がそう言うと、梁君は嬉しそうに微笑んだ。
「本当に、嫌だったらすぐ言って下さい。プロにお願いすると1万円くらい取られるじゃないですか～。でも、僕ならタダですし、しかも毎日受けられておトクですよ～」
梁君は自信ありげにそう言うと、私を寝室に案内した。
「ではまずは足ツボからやっていきましょう！足、上げて」
梁君の手が私の足にそっと触れる。それだけでドキドキした。
（足の裏なんてマッサージされたことないから変な感じ……）
梁君のマッサージは痛くなくて、とても上手だった。
「綾さん、だいぶ凝ってますね～。頑張りすぎですよ」
「うぅ……ごめんなさい……。でも、梁君だって……」
「僕はちゃんと休みますよ。オフの日はカラオケ行ったりしますし……綾さんは趣味とかありますか？」
「私は……読書かな……」
「へえ、綾さん、海外文学とか好きそうですね」
「うん、よくわかったね」
「だって真面目だし、趣味が文学ってなんか似合います」
「そ、そうかな……」
「本当ですよ。その年で社長になって、バリバリ働いて、本当に尊敬してます。僕、綾さんの為なら何でもしますよ」
梁君はそう言うと私の足の裏を揉み始めた。
「んっ……」
思わず声が出てしまった私は、慌てて口を手で覆った。
「どうかしました？」
梁君が心配そうに尋ねる。
「な、何でもないの……続けて……」
「はい」
梁君は再び手を動かし始めた。
「綾さん、足の裏だけじゃなくて、足のマッサージって血液循環を良くするんですよ。だから、ふくらはぎから太ももまで揉んでいきますね」
梁君の手が私の太ももに伸びていく。
「ひゃあっ……！」
「どうかしました？」
「何でもないわ……続けて……」
私は我慢した。
（梁君の手が私の足と太ももに……）
梁君は手際よくマッサージをしていく。
「んっ、んんっ……んぅっ！」
梁君が私の足を触る度、声が出そうになるのを必死に抑えた。
「綾さん、大丈夫ですか？」
「ええ……大丈夫よ……」
私は何とか平静を装う。
「本当に？」
梁君はそう言うと、私の足の裏に指を這わせた。
「あぁっ……！そこは……ダメ……！」
「どうしたの？」
梁君は意地悪そうな目で私を見た。
（もぅ、意地悪なんだから）
私は内心そう思った。
「なんでもないわよ……気にしないで……」
「ふーん、なら続けますね」
梁君はそう言うと、再び足の裏を揉み始めた。
「はぅっ……んん……」
「綾さん、何か我慢してない？」
梁君は私の耳元で囁いた。
「し、してないってば……」
「本当に？」
梁君の手が私の太ももに触れる。
「あっ……！」
「やっぱり我慢してた」
（もう、どうして意地悪するの？）
私は不満に思った。
「綾さん、そろそろ僕のマッサージは終わりますから」
梁君の言葉に私はホッとした。
「じゃあ最後に足のマッサージしますね」
梁君はそう言うと、私の足の裏にオイルを垂らす。
「あぁ……」
足の裏に塗られたオイルの冷たい感触に、私は思わず声を漏らした。
「あはは、くすぐったい？でも我慢して下さいね～」
梁君はそう言って、私の足にたっぷりとオイルを塗っていく。
「んっ……くっ……んぅっ」
太ももの辺りから、お尻の方までたっぷりと塗られた。
「じゃあ、マッサージしていきますね～」
梁君の手が私の太ももを撫で始める。
「あっ……はぁっ……」
梁君は優しく、それでいてしっかりとマッサージをしてくれる。
「気持ち良いですか？」
「うん……すごく気持ちいいわ……」
私は素直に感想を述べた。
「よかった」
梁君の手が再び動き出す。
（あぁ……気持ち良い……）
梁君のマッサージは最高だった。
「綾さん、太ももの辺りが凝ってるみたいですね」
梁君はそう言うと、私の足の付け根辺りをマッサージし始めた。
「あっ……」
「ここもしっかりほぐさないと」
梁君の指が、私の下半身を刺激する。
（あぁ、そこは……）
「梁君、そこは大丈夫だから……」
私は必死に抵抗する。
「でも、凝ってますよ」
「うぅ……」
梁君の指が私の割れ目に食い込み始めた。
「あぁっ……だめ……」
私は快感に耐えられず、声を出してしまう。
「綾さん、どうしたの？」
梁君の指が私の割れ目をなぞり始めた。
「んんっ……あぁっ……」
（梁君……意地悪しないで……）
「綾さん、どうしたの？」
梁君はそう言うと、私の割れ目に指を挿れた。
「あぁっ！ダ、ダメ……！」
（梁君の指が……）
「あれ？綾さん、これは何ですか？」
梁君はそう言って私の割れ目から滴る愛液をすくい取る。
「あぁ……ごめんなさい……」
私は恥ずかしさに顔を赤くした。
「なんで謝るの？綾さんは悪くないですよ」
梁君はそう言って私の割れ目をなぞった。
「あぁ……んっ……」
（ダメ……そこ弱いの）
「綾さん、ここは特に念入りにマッサージしないとね」
梁君の手が、私の割れ目の奥深くまで入ってくる。
「あぁっ……！んんっ……！」
私は梁君に身を任せ、快感に身を委ねた。
「綾さん、すごく濡れてるね」
梁君はそう言うと、私の割れ目を激しく刺激する。
「あぁんっ……んんっ……」
（すごく気持ちいいわ……）
「綾さん、気持ち良い？」
梁君はそう言うと、さらに激しく動かす。
「あぁっ！ダ、ダメ……そんなにされたら……」
梁君の責めに耐えきれなくなった私は絶頂を迎えた。
「あぁぁっ！」
私が果てると、梁君は優しく頭を撫でてくれた。
「はい、マッサージ終わり。毎日やるとかなり体調良くなるよ。手指の消毒を忘れずにね」
梁君はそう言って、私の足の裏や太ももをマッサージしてくれた。
「梁君、ありがとう……」
私は笑顔で言った。
（梁君、優しいのね……）
私はそう思いながら、幸せを感じていた。
「じゃあ、僕は帰りますね」
梁君はそう言って立ち上がった。
「えぇ……今日はありがとうね」
「いえいえ、またマッサージさせて下さいね。あと、僕がマッサージしたことは絶対誰にも言わないで下さい」
梁君はそう言って、部屋から出て行った。
その日から私達は、夜になるとどちらからともなく誘い合うようになった。梁君からのメールが来ない日は、私からメールをしたりもしていた。
「梁君、今日もマッサージお願い出来る？」
『わかりました。じゃあ、今から行きますね』
「うん、待ってるね」
私は梁君が家に来るのを楽しみに待っていた。
***
「綾さん、こんばんは」
梁君がやってきた。そして、いつも通りにマッサージが始まる。
「梁君、今日は上半身をお願い」
私はそう言うと、上半身を露わにする。
「じゃあ、始めますね」
梁君はそう言うと、私の胸をマッサージし始めた。
「んっ……あっ……」
「綾さん、可愛い」
梁君はそう言って、私の乳首を口に含んだ。
「あぁっ……んんっ」
（梁君、赤ちゃんみたいで可愛いわ）
私は梁君の頭を優しく撫でた。
「あぁ……気持ち良い……」
（これ、本当にスゴいわね）
私は梁君が与えてくれる快感に夢中になっていた。
「綾さん、また胸大きくなった？」
梁君は私の胸から口を離して言った。
「そうかしら？自分じゃよくわからないわ」
私は首を傾げながら答えた。
「うん、確実に大きくなったね」
梁君はそう言うと、私の乳首を強く吸った。
「あぁん！」
（梁君ったら……）
私は梁君の頭を優しく撫でる。
「綾さん、おっぱい美味しいよ」
梁君はそう言って、さらに強く吸った。
（あぁ……気持ち良い……）
「梁君、そろそろ下半身もお願い」
私はそう言うと、ショーツを脱いで下半身を露出させた。
「はい、わかりました」
梁君はそう言うと、私の割れ目に手を這わせた。
「あぁ……んんっ」
（梁君、もっと強く触って）
私は梁君の責めに身を委ねた。
「綾さん、ここ凄いよ」
梁君の指が私の中に入っている。
「あぁ……んんっ」
（もっと奥まで入れて）
梁君は私の言葉に応えるように、指をさらに深く入れる。
「綾さん、凄く濡れてるよ」
梁君はそう言うと、さらに激しく動かす。
「あぁっ！ダ、ダメ……」
（梁君、私イキそう……）
「綾さん、イッて」
梁君はそう言うと、私の中で指を曲げた。
「あぁっ！ダ、ダメ……もうイクっ！」
私は絶頂を迎えた。
（あぁ……気持ち良かったわ）
私が余韻に浸っていると、梁君は私の体を拭いて服を着せる。
「朝晩は冷えますから、油断しないように。ウィルスは怖いですからね」
梁君はそう言うと、部屋から出て行った。
私はその後、自分で秘部をなぞり余韻に浸っていたが、しばらくすると体が冷えてきたので布団に入った。
***
私は今日も梁君を自宅に呼んでいた。社内ではすっかり私達は「できてる」と噂されるようになった。
「じゃあ、マッサージ始めますね」
梁君はそう言うと、私の胸を軽く揉む。
「あぁっ……」
（梁君の手つき、いやらしいわね）
私はそう思いながらも、梁君の好きにさせていた。
「綾さん、気持ち良い？」
「ええ……凄く気持ち良いわ」
私は正直に答える。
「じゃあ、次は下半身やるね」
梁君はそう言うと、私のショーツを脱がせる。
「じゃあ、いくね」
梁君はそう言うと、指を割れ目に這わせた。
「あぁ……んんっ」
（梁君、指の動きがいやらしいわ）
「ねぇ、綾さん。ずっと我慢していた事があるんですけど、しても良いですか？」
梁君は私の耳元で囁くように言った。
「えっ？」
（何するつもりなのかしら？）
「いただきます」
[梁がクンニする]
そう言うと梁君は私の足を広げ、股間に顔を埋めた。そして、舌で私の割れ目を舐め始める。
「あぁ……んんっ」
（梁君、そんなところ……）
「綾さんのココ、美味しいですよ」
梁君の言葉と舌の動きに、私は興奮していた。
「あぁ……んんっ」
（やだ、私ったらこんなに感じて）
「綾さん、気持ち良いですか？」
梁君は私の割れ目を指で開きながら言った。
「う、うん」
（もう……梁君ったら）
私は恥ずかしさに顔を赤く染める。
「綾さん、可愛いです」
梁君はそう言うと、また私の股間に顔を埋めた。梁君が私の割れ目を舌でなぞる度に、私は体を跳ねさせる。
「あぁっ！ダメェ……」
（あぁ……気持ち良いわ）
「綾さん、もっと感じて」
梁君はそう言うと、割れ目に舌を入れてきた。
「あぁ……んんっ」
（梁君ったら、そんなところまで）
「綾さん、凄く濡れてる」
梁君はそう言って、さらに激しく動かした。
（あぁ……もうダメェ）
「あぁっ！！」
私は絶頂を迎え、梁君の頭を優しく撫でた。
「梁君、ありがとう。気持ち良かったわ」


たぶんこのへんで「綾さん、僕も気持ち良くして頂けませんか？」だったと思うのだが忘れた


「いえ。どうですか？最近は。少しは眠りが深くなったりしてます？」
「そうね。あまり変化はないわね」
私は正直に答える。
「そうですか……」
梁君の表情が少し暗くなった。
「でも、大丈夫よ。きっと治るわ」
私は梁君を安心させるように明るく振舞った。
（梁君、心配してくれてるのね）
「綾さん、眠れない時はいつでも言ってくださいね。あなたが気絶するまでして差し上げますから」
梁君はそう言うと、私のおっぱいを揉み始めた。
「ダ、ダメよ。まだ仕事中なのよ」
「綾さん、大丈夫だよ。バレないようにするから」
（梁君、今日はやけに積極的ね）
「で、でも……」
「綾さん、お願いします」
梁君は私の耳元で囁く。
「わ、分かったわよ」
（梁君たら、仕方のない子ね）
「じゃあ、早く済ませましょう」
梁君は私をデスクの上に座らせた。そして、私のスカートを捲りショーツの上から秘部に触れる。
「ほら、綾さん。もうこんなに濡れてる」
（梁君、そんな恥ずかしいこと言わないで）
「綾さん、脱がすよ」
梁君はそう言って、私のショーツを脱がせた。そして、割れ目に指を入れる。
「あぁっ！」
（梁君、いきなりなんて）
梁君は私のクリトリスを舐めた。そこは敏感で、私はすぐに絶頂を迎えた。
「梁君、もうダメェ」
（これ以上されたら、おかしくなっちゃう）
「綾さん、まだ始まったばかりだよ」
梁君はそう言って、今度は私の割れ目を舐め始めた。
「あぁっ！ダ、ダメェ」
（あぁ……そんなに激しくされたら）
梁君は舌を膣内に入れ、かき混ぜるように動かした。
「あぁっ！！ダ、ダメェ……」
（あぁ……気持ち良いわ）
「綾さん、気持ち良かったら良いって言わなきゃ」
梁君はそう言うと、さらに強く吸い付いた。
「あぁっ！ダ、ダメェ……す、凄く気持ち良いわ」
「綾さん、今度はこっちを向いて」
梁君はそう言うと、私を立たせて後ろを向かせた。
「綾さん、お尻を上げて」
梁君はそう言うと、私の割れ目に指を入れた。
「あぁっ！」
（梁君、どこを触ってるの？）
「綾さん、凄く濡れてる」
（やだ……恥ずかしいわ）
梁君はそう言って、さらに激しく動かした。
「綾さん、もっと気持ち良くなりたい？」
（あぁっ！梁君ったら）
「う、うん」
（もう……梁君ったら）
「じゃあ、お願いしないと」
（そんなこと、言える訳ないじゃない）
「お願い、梁君」
（あぁ……もう我慢できない）
「綾さん、自分で広げて」
（梁君ったら、そんな恥ずかしいこと）
私は梁君に言われた通り、両手で割れ目を開いた。
（あぁ……）
「綾さん、可愛いよ」
梁君はそう言うと、私の股間に顔を埋めた。そして、舌で割れ目を舐め始める。
「あぁっ！ダ、ダメェ」
（あぁ……梁君ったら）
「綾さん、もっと気持ち良くなりたいですか？」
（梁君ったら、どうしてそんな意地悪なこと言うの？）
「綾さん、素直になって」
（もう、梁君のバカ）
「綾さん、早く答えないと」
（あぁ……もう）
「梁君、もっと気持ち良くなりたいわ」
（あぁ……恥ずかしいけど、もう我慢できない）
「綾さん、よく言えました」
梁君はそう言って、私の割れ目に指を入れた。そして、激しく動かす。
「あぁっ！ダ、ダメェ」
（あぁ……梁君ったら）
「綾さん、僕も気持ち良くして頂けませんか？」
梁君はそう呟くと、自分のモノを取り出した。それは大きく反り立っていた。
（梁君、どうして？）
私は不思議に思いながらも、梁君のモノを口に含んだ。
（あぁ……梁君の美味しい）
「綾さん、凄く上手だよ」
（あぁ……嬉しいわ）
私は梁君のモノを一生懸命にしゃぶった。そして、両手で竿をしごく。
（あぁ……梁君、気持ち良い？）
「綾さん、もう我慢できない」
（あぁ……梁君たら）
梁君は私を押し倒すと、一気に挿入してきた。
（あぁっ！ダ、ダメェ……）
梁君は激しく腰を動かした。
（あぁ……梁君、激しいわ）
「綾さんっ、はぁっ、気持ちいいよ……んっ」
（梁君、私もよ）
「綾さん、もうイクよっ！」
（あぁっ！ダメェ）
「あぁっ！」
（梁君、私もっ！）
「綾さん、愛してる」
梁君はそう囁くと、私の中で果てた。
（あぁ……梁君）
私は梁君に抱きしめられながら、絶頂に達した。
「綾さん、本当に素敵だ」
梁君はそう言うと、私の上に覆い被さってきた。そして、再び激しいキスをする。
（あぁ……梁君、本当に素敵）
「綾さん、まだ終わらないよ」
（えっ？）
梁君は私の中から