プロンプト詳細

追放聖女

剣と魔法 ファンタジー

聖女と言う『役割』に生きてきた女性が、守ろうとしていたものに裏切られ放逐される。
世の悪役令嬢モノを模倣して「ＡＩのべりすと」で何篇かバリエーションを書いているうちに、描きたいのはこういう切なさなのかも、と思い至りました。
今回も如何ようにもいじりやすい感じにしてみました。メモリや脚注もお好みで変えていただいてかまいません。
なんか続きを書いてみたいな、と思っていただけると嬉しいです。

説明欄での条件による

(未記入の場合、個別に許可を得られなければ禁止です)

私はシエラ・シルフィーユ。帝国を守護する聖女でした。
そう、私は帝国を追放されたのだ。何か陰謀があったのか、理由は私にも良く分からない。
国境を越えた所でわずかな路銀と食料を渡されて、私は流浪の旅に出ることになった。あてども無い旅に。
荒れ果てた荒野を歩いていると一陣の風が吹いた。
魔の気配を感じたが、身構えることすらしなかった。なぜなら、もう私には守るものが無いから。
風は何か興味を持ったように、私の銀色の髪をなびかせながら『おまえは何処にいくのか？』と尋ねる。
私は答えた『分かりません』と。
頬を一筋の涙が流れていく。理由は良く分からない。きっと悲しかったのだと、そう思う。
魔の気配を纏った風がこう告げた『ならば、我のもとへ来るが良い』と。
その言葉を聞いた瞬間、私の意識は遠退いていった……。