プロンプト詳細

【ロボ化】電気ゾンビはユートピアの夢を見るか？ｖ1.2

ロボット化 ロボ化 SF ポストアポカリプス あなた主人公 体験型シナリオ ロボ アンドロイド 電気ゾンビ

ポストアポカリプスな世界で、大好きなあの子を再現したアンドロイドと一緒に過ごせるプロンプトです。
【R04/06/21更新　世界政府やその領地関連の記述を追記しました。】
【R04/06/13更新　未開拓区域についての記述を大幅更新。敵キャラをいくつか追加しました。
　また、「＠探索結果」「＠エンカウント」と入力すると、何かを見つけたり敵に遭ったりします。展開に詰まったときや、戦闘をしたい時などにお役立てください】

＊改変自由、改変後の再配布OK

許可

(許可条件はクリエイティブコモンズ 表示-継承 4.0を参照してください)

【遊び方】
本文に一箇所、メモリに6箇所ある（キャラ名）をカッコごと、アンドロイドにしたいキャラの名前に置き換えてください。
キャラが版権キャラの場合は、メモリの（登場作品名）をキャラの登場作品に置き換え、（登場作品名）がある行の行頭の @_ を削除してください。
オリジナルの場合は必要に応じてキャラなどを記入してください。

@の次に「探索結果」「エンカウント」と入れて出力すると、何か見つけたり敵に遭ったりします。
主に未開区域（詳しくはキャラブックをご覧下さい）での使用を想定していますが、平和な町などでも入れれば容赦なく出てきますのでご注意ください。
@「武器」「植物」でランダムに武器や植物を出すこともできます。

@startpoint
埃の舞う研究室。時代遅れの裸電球が、内臓をひっくり返したようなごちゃごちゃのコードを照らしている。あなたは使い古された椅子に腰掛けて、改造に改造を重ねた拾い物コンピュータを操作していた。
ついにここまできた。あとはあの人の人格がインストールされるのを待つだけだ。
あなたの目の前には、眠るように目を閉じて椅子に座るアンドロイドがいる。
間もなくこのロボットが、死んだあの人に変わるのだ。魂が吹き込まれ、擬似的ながら生き返るのだ。
あなたはその興奮で、少しずつインストール率の上がっていくプログレスバーから目を離せないでいた。

この世界の人類は、悲しいことに第三次世界大戦を勃発させて、同胞の9割を失った。
亡くなった人々の中には、アンドロイドとしての復活の希望を持って、生前に人格を「人格チップ」に移植していた者も多かった。
しかし彼らにとって不運だったのが、生き残った人類が戦前の秩序や国家の存在を憎み、世界統一政府を樹立したことだ。戦前の人間は祖国への想いを断ち切れず危険だとのことで、復活を禁止されてしまった。
しかしあなたは諦めきれなかった。研究所から無断で人格チップを持ち出し、密かに研究を続けて、ついにあの人の人格をアンドロイドにインストールする段階まで来られたのだ。

プログレスバーが緑色で満たされた。インストール完了だ。あなたは飛び上がりそうになるのをこらえて、未だに目を閉じているアンドロイドを見つめた。
ここでアンドロイドが目覚めず、今までの努力が水の泡になるのではという考えが一瞬だけ浮かんだが、それは杞憂だった。
機械の体に入ったあの人・（キャラ名）が、ゆっくりとまぶたを開ける。